[レビュー]人生の記憶はFUJIFILM X100Fに任せた!
2017年のクリスマスあたりに購入したFUJIFILM X100F。それから常に生活を共にし、そろそろ手に馴染んできた頃なのでこのカメラについて思うことを書いてみようと思います。もう、可愛すぎてたまらない!
自分は作品撮りというか、アート的な写真を撮らない(撮れない。。)ので、基本的には日常の記録としてカメラを使っています。そうなると出来る限り軽いものじゃないと持ち歩かないので、これまでもコンパクトカメラやミラーレスを選んできました。
実はX-T20も持っていますが、そちらは仕事での撮影や動画撮影に。X100Fはホントいつも持ち歩いてるので、自分の過ごしてきた日常の記録として使い分けてます。
そのままなんです、感じている空気感そのまま。あ、いま空スゲー綺麗!って時にスマホのカメラだと見てる景色と違うというか、フィルターかけて鮮やかにすればそれっぽいんだけど「思い出」としては違う。
しなやかに色が繋がるグラデーションとか、乾いた空気や肌寒さを見たままに、感じたままに写し取ってくれるような気がするんです。X100Fは。
X100Fを買うときに悩みはありました。でも今となっては不満だと思う部分は無いんじゃないかな。例えばこのような懸念は全て解決済み!
・レンズ交換できない
レンズ交換できるから色々と買ってしまうけどX100Fなら心配なし。レンズを買うお金で旅行に行こう!そして写真を撮ろう!
・ズームできない
これ凄く心配でしたが、クロップ機能が想像以上に便利でした。デジタルズームではなくトリミングなので画質の劣化もありません。
・手振れ補正がない
大丈夫、ISO感度を上げれば問題ナシ。ISO6400とか全然綺麗。それにF2.0の明るいレンズが何とかしてくれる。それでもブレるシチュエーションならブレた写真の方がいいかも!
・タッチパネルじゃない
個人的には全く気になりません!なんならフォーカスレバーが便利すぎてタッチパネルは不要です。これはぜひ一度体験してほしい。
・値段が高い
だからずっと大事にしようと思う。手に馴染むカメラなので、長く使うほど手放せなくなるんじゃないでしょうか。
やっぱりカメラの軽さは重要な要素の一つ。お出掛けや旅行の時は朝から夜までずっと首に掛けているので、これが一眼レフだったりすると旅の後半には確実にシャッター数が減っていきます。また人混みや電車の中だとレンズが人に当たらないように気にしないといけないのもちょっと大変。
X100Fは500gくらいなので、ちょうど500mlペットボトルのお茶を持ってる程度の重量です。それなら1日いけますよね!
フィルムシミュレーションのACROSは質感がお気に入り。コントラストのガンガンついたモノクロ写真が嫌いなんだけど、ACROSは滑らかな階調がステキです。Fujiユーザーにはクラシッククロームが凄く人気のようですが、デフォルトのPROVIAが好きすぎてあまり使ったことがありません。。
Fujiの落ち着きのあるトーンと深みが自分のスタンダードになってしまったので、他のメーカーの色作りには満足できなくなりました。これは完全に好みの話ですが。
いやーこうやって写真を見返してみると、ホントに何でもない写真ですな!作品的な目線で見るとダメダメなんでしょうけど、自分の見たまんまの写真です。つまり記憶です。(しょーもないけど)いつもこんな写真を撮っているのでシャッター回数はどんどん伸びていってます。
でも自分の生きてきた記憶はこのX100F、そしてそのコンセプトを引き継いでいく後継機に託していきたいと思います。おじいちゃんになっても、いつも富士フイルムのカメラをぶら下げていたらいいなあ。
それくらい気に入ってるよ!って話です。詳しいスペックについては他の皆さんのレビューを見てください。笑